業界ニュース企業

身体や心の痛みを数値化 世界初、医療に活用
NTTドコモ

2025.10.10 05:59 会員限定記事を示すアイコン

NTTドコモは身体や心の痛みを数値化し、他人と共有しやすくする新たな仕組みを開発したと7日までに発表した。言葉では伝えづらい痛みの程度を本人の脳波を基に解析して相手の感じ方に合わせて変換する、世界初の技術という。将来は医療や福祉、交流サイト(SNS)の誹謗中傷対策などさまざまな分野での活用が期待される。

この技術では腹痛やけがの痛みに加えて辛い、冷たいなどの感覚、言葉や文字による心の痛みといったさまざまな衝撃を共有する。専用器具で計測した脳波の情報を解析基盤に入力して個人差を補正することで、受け手の感度を踏まえた痛みへと変換する。出力した痛みを受け手が装置で体験することも可能だ。

例えば、本人が「かなり痛い」と表現する痛みが相手にとってはどの程度に当たるのかを実際に体感してもらったり、本人が平常時と比べてどれほど激しい痛みを感じているのかを相手に数字で伝えたりできる。

この仕組みを医療現場に持ち込めば、医師と患者の円滑な意思疎通が期待できる。心理的な打撃を数値化し、ハラスメント防止や中傷対策に用いることも想定される。

ドコモは、14日から17日まで千葉市の幕張メッセで開催されるIT見本市「CEATEC(シーテック)2025」でこの技術を展示する。

 

続きを見るには会員登録
(無料)が必要です

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

MTJメールニュースの会員のみなさまへ

MTJメールニュースは、WEBサイト「MTJ ONE」にリニューアルいたしました。
お手数ですが、下記より再度、新規会員登録をお願いします。

すでに会員の方はこちらからログイン