業界ニューストレンド
容疑者管理口座に数百万円 大分大元教授、背任疑い
病理組織標本の作成めぐり
大分大職員に無償で病理組織標本を作らせ、同大に損害を与えたとして、元教授村上和成容疑者(68)が背任の疑いで逮捕された事件で、標本が引き渡されていた県内の医療法人から、容疑者が管理する口座に、数百万円の入金があったことが10月30日、捜査関係者への取材で分かった。法人から大学への対価は支払われておらず、県警は入金の経緯を捜査する。
捜査関係者によると、入金があったのは容疑者が関係する団体の口座。ほかに個人口座にも振り込みがあった。容疑者は医療法人の理事を務め、同法人理事長(54)から依頼を受けて、標本を引き渡していたとみられる。県警は27日に容疑者を逮捕し、理事長は任意で捜査している。
また、容疑者が2019年から、正式な手続きを経ないまま職員に標本を作らせていたことも、捜査関係者への取材で判明した。24年3月まで大分大で教授を務めた。
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