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社長キャラバンで目標や課題を共有 ガバナンス体制も強化
栄研化学・瀬川社長
栄研化学の瀬川雄司社長は6月の就任以降、社内コミュニケーションの改善を図る一方、経営体制刷新によるコーポレート・ガバナンス体制の強化を図っている。全事業所を訪問する「社長キャラバン」を実施し、従業員と中期経営計画(2025~2027年度)目標や課題を共有する取り組みを推進。経営陣は6月末以降、取締役10人のうち7人を社外取締役とした。10月30日の2025年度上期業績の説明会で明らかにした。
社長キャラバンは全従業員が対象で、中計の目標達成に向けた従業員のモチベーションアップなどが狙い。各事業所でタウンホールミーティングのほか、若手社員との座談会も開催。収益力強化に向け、ROIC(投下資本利益率)向上を目指す経営の重要性を説明する一方、「現場の生の声を聞くことで、新たな課題にも気付かせてもらっている」という。
従業員の快適性などに配慮した9月の本社移転も、こうした社内のコミュニケーション改善の一環。本社のワンフロア化により「挨拶や笑顔が増え、確実に生産性が上がるだろうと確信している」と述べた。社長キャラバンでの意見を踏まえ、本社で各部門が交流できる会を開くことも検討している。
6月末以降はコーポレートガバナンス体制も強化し、指名委員会3人、報酬委員会4人、監査委員会4人の委員と委員長は全て社外取締役とした。取締役会10人のうち議長を含め7人が社外取締役で、経営の透明性と取締役会の独立性を担保していると説明した。
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