エムポックス

えむぽっくす

(Mpox)
エムポックスウイルス(Mpox Virus)(別名、モンキーポックスウイルス:Monkeypox Virus)を病原体とする感染症。中央アフリカから西アフリカにかけて流行している。アフリカに生息するリス等のげっ歯類をはじめ、サルやウサギ等、ウイルスを保有する動物との接触により感染する可能性がある。また、感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む)、患者との接近した対面での飛沫への長時間暴露、患者が使用した寝具等の接触により感染の可能性がある。空気感染を起こした事例は確認されていない。潜伏期間は通常6~13日(最大5~21日)であり、発熱、頭痛、リンパ節腫脹等の症状が0~5日程度持続し、発熱1~3日後に発疹があらわれる。多くの場合2~4週間持続し、自然軽快するが、小児や曝露の程度、患者の健康状態、合併症等により重症化することがある。皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎等の合併症を起こすことがある。感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律では四類感染症に指定されており、2023年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に名称が変更されている。

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