業界ニュースアカデミア
血圧常時測定でリスク検証 万博、高齢スタッフ協力
大阪ガスグループ・大阪大などの研究チーム
血圧を常時測定できる最新の小型機器を活用し、大阪ガスグループや大阪大などの研究チームが、大阪・関西万博のガスパビリオンで働く高齢者の血圧変動と労働災害リスクの因果関係を検証している。血圧の変動は脳卒中や転倒につながるため、危険を減らす方法を模索し、高齢者が安心して就労できる仕組みづくりを目指す。
機器は手首装着型で、医療機器を手がけるArbLet(アーブレット、東京)が開発した血圧演算プログラムと連動している。従来の方法では一定時間の静止が必要だが、この機器は日常生活の中で連続して計測できるのが特長。拍動ごとの血流量など、3種類のセンサーで得られるデータから算出する。
パビリオンでの検証は4~10月に実施。1日当たり4時間働く70~80歳の男女18人に装着してもらい、来場者の誘導や備品の清掃といった軽作業中のデータを計測している。参加者へのアンケートの結果も踏まえて集めたデータを分析する。
大ガスグループの研究所が取り組む高齢者の健康や生きがいのための就労促進に向けた活動の一環。チームの山本浩一・大阪大大学院教授(老年・総合内科学)は「データを積み上げ、体調変化を即時に知らせる危険予測システムの開発につなげたい」と話している。
続きを見るには会員登録
(無料)が必要です
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
MTJメールニュースの会員のみなさまへ
MTJメールニュースは、WEBサイト「MTJ ONE」にリニューアルいたしました。
お手数ですが、下記より再度、新規会員登録をお願いします。





