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被災地派遣に協力する臨床検査技師を事前登録 来年度から開始へ
日臨技が新システム運用へ、大規模災害に備え

2025.10.20 06:04 会員限定記事を示すアイコン

 

日本臨床衛生検査技師会は、大規模災害の被災地に臨床検査技師をスムーズに派遣するため、事前登録制度を新設する。派遣協力の意思のある会員を事前に登録し、日臨技からの募集連絡に手挙げ方式で参加する運用を想定している。熊本地震や能登半島地震など過去の大規模災害では、派遣希望者の募集から調整、選定までに時間と労力を要したことから、今後の大規模災害に備えてシステムを整備する。来年4月1日から登録を受け付ける予定だ。

日臨技の会員専用サイト内に新システムを構築し、災害時に派遣協力の意思を持つ会員を事前登録する。登録情報は氏名や所属、連絡先、技能などで、所属する都道府県技師会とも共有する。登録条件は、オンデマンド配信している「大規模災害時の支援人材育成講習会」を修了した日臨技会員とする。

大規模災害の発生時は日臨技が国からの要請内容を確認し、支援日数や求められるスキルなどに応じて登録者に募集をかける。条件に合う会員が応募し、日臨技が確認した上で派遣を依頼する流れだ。事前登録した情報を活用すれば、所属施設への依頼状の提出や損害保険の登録手続きなどがスムーズになることから緊急時対応の迅速化が期待できる。また、手書きの活動報告書(日報)も電子化する予定。

派遣協力者が加入する災害派遣者保険も見直す。現行は活動日までの加入手続きが必要で、急な人員変更に対応できなかった。新たに加入する「災害支援活動保険」は死亡や後遺障害リスクが低い日臨技会員の活動実態を踏まえて設計。国からの要請に基づく支援活動をカバーしたのが特徴で、JMAT(日本医師会災害医療チーム)と同等の補償内容とする。

 

日臨技資料より
日臨技資料より

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