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バーチャルスライドを初出題、良好結果に
日臨技 精度管理調査・微生物検査
日本臨床衛生検査技師会は11月29日、臨床検査精度管理調査の総合報告会を千葉市で開いた。各検査分野の調査結果についてそれぞれのワーキンググループ(WG)から報告があった。
微生物検査部門では、バーチャルスライドを用いたフォトサーベイを初めて評価対象問題にした。膿瘍の塗抹スライドから菌名を回答する問題で、正解率は99.8%と高かった。WGでは「おおむね精度管理に使用可能な画像との評価を得た」として次年度以降も実施する計画。
また、試料33の薬剤感受性試験において、クリンダマイシン(CLDM)に対する判定結果の正解率が微量液体希釈法で81.0%、ディスク拡散法で77.2%と、他の5つの薬剤に比べて低かった。出題のStreptococcus agalactiaeは、エリスロマイシン(EM)耐性、かつCLDM感受性株には耐性誘導試験の実施が推奨されており、今回の問題でも耐性誘導試験を行い、耐性として報告する必要があった。
微生物検査WGの口広智一氏(公立那賀病院)は報告の中で、「CLDM誘導耐性の確認ができない状況で感性と報告することは適切ではない。耐性誘導試験や報告運用の体制を整えておくことが望ましい」とし、運用の見直しを求めた。
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