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デンカ、カイノスを完全子会社化へ
クロスセルや海外展開狙う
デンカは2月6日、カイノスに対する株式公開買い付け(TOB)を開始すると発表した。完全子会社のFlowersを通じて行う。TOB成立後は株式併合などによりカイノスを完全子会社化し、上場廃止とする方針だ。買い付け期間は2月9日から3月25日まで。買収額は約79億円。カイノスは同日、TOBに賛同し、株主に応募を推奨すると決議した。
TOBについては、約21%の株式を持つ旭化成ファーマは応募しない一方、光通信系ファンド、シスメックス、日本化薬など主要株主が応募に合意しており、成立の確度は高いとみられる。
デンカは検査・試薬のライフイノベーション事業について、安定成長が見込めるとして事業拡大を狙っている。デンカとカイノスは製品の競合部分が少ないこともあり、すでに一部製品で導入・導出の実績がある。今回の完全子会社化により、クロスセルの本格化や研究開発・営業体制の一体運営が可能になるとみている。
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