業界ニューストレンド

東京地裁「収賄故意ない」 がんセンター元医長に無罪
医療機器選定巡り

2026.02.11 05:45 会員限定記事を示すアイコン

国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の医療機器選定を巡り、メーカーから賄賂を受け取ったとして、収賄罪に問われた元肝胆膵内科医長の医師橋本裕輔・被告(49)に東京地裁は6日、「収賄の故意は認められない」として無罪判決を言い渡した。検察側は懲役2年6月、追徴金約315万円を求刑していた。

検察側は、胆管用ステントの評価などに関する調査の名目で結んだ契約には実態がなく、受け取った謝礼は賄賂だったと主張。これに対し向井香津子・裁判長は、調査に協力して会社側へ口頭報告をしており正当な契約だったと認め、謝礼は「契約に基づく報酬だった」と判断した。

医療機器メーカー「ゼオンメディカル」(東京)のステントを多く使用したことの謝礼として、2020年に約146万円、21年に約168万円の送金を同社から受けたとして起訴されていた。

 

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