減少傾向は継続、水痘は前週同様に高水準
週刊 感染症サーベイランスレポート #2026年第13週(2026.3.23 - 3.29)

2026年第13週の全国的なトレンド
2026年第13週(3月23日~3月29日)の全国的な感染症発生動向では、急性呼吸器感染症(ARI)の定点当たり報告数は50.87(報告数192,531例)で、前週と比較して減少しました。インフルエンザの定点当たり報告数は6.46で、第7週以降減少が続いています。基幹定点からの入院サーベイランス報告数は219例で、前週より減少しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たり報告数は0.96で、同様に第7週以降減少が続いており、入院患者数は479例と前週より減少しました。
小児科定点報告では、RSウイルス感染症は0.50で2週連続減少しました。咽頭結膜熱は0.22で3週連続減少し、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2.54で2週連続減少しました。感染性胃腸炎は5.54で横ばいでした。水痘は0.32で減少しましたが、過去5年間の同時期平均と比較してかなり多い状況です。 手足口病および伝染性紅斑はいずれも3週連続で減少しました。マイコプラズマ肺炎は減少したものの、過去5年間の同時期平均と比較してやや多い水準です。
都道府県別の発生動向
インフルエンザの定点当たり報告数の上位3位は、北海道(14.40)、石川県(14.09)、富山県(14.00)です。COVID-19は、岩手県(3.38)、沖縄県(2.82)、青森県(2.56)。ARIは、岩手県(80.51)、富山県(79.79)、群馬県(74.51)で多く報告されています。RSウイルス感染症は、長崎県(1.74)、山形県(1.31)、宮崎県(1.27)、咽頭結膜熱は鹿児島県(1.48)、宮崎県(1.40)、長崎県(0.71)で報告が多い状況です。
| 主要感染症 | 定点当たり報告数 |
| インフルエンザ | 6.46 |
| COVID-19 | 0.96 |
| 感染性胃腸炎 | 5.54 |
| A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 2.54 |
| RSウイルス感染症 | 0.50 |
| 咽頭結膜熱 |
0.22 |
| 水痘 | 0.32 |
〔IDWR感染症週報 第13号/急性呼吸器感染症サーベイランス週報 第13週を参考に作成〕
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