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第32週、手足口病が3週連続減少
週刊 感染症サーベイランスレポート #2026年第31・32週(2026.7.27 -8.9)

2026.08.24 06:10 会員限定記事を示すアイコン

2026年第31週の全国的なトレンド

2026年第31週(7月27日~8月2日)の急性呼吸器感染症(ARI)の定点当たり報告数は44.96(報告数16万7420例)で、前週から増加しました。前週を上回った都道府県は38都道府県でした。急性呼吸器感染症定点から報告される疾患では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は1.70、インフルエンザは0.37でした。

インフルエンザは第26週以降、増加が続いています。COVID-19も前週から増加しました。入院サーベイランスでは、インフルエンザの新規入院患者数は57例で前週から10例増加し、COVID-19は268例で27例増加しました。

小児科定点では、RSウイルス感染症は0.51、咽頭結膜熱は0.30、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1.37、感染性胃腸炎は3.43でした。RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎はいずれも前週から増加しました。一方、水痘は0.26で3週連続、手足口病は6.03で2週連続、伝染性紅斑は0.04で3週連続の減少となりました。ヘルパンギーナは1.59で前週から増加しています。

基幹定点では、マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は0.35で、2週連続で減少しました。

また、エムポックス クレードは、クレード1bが7例報告されています。

都道府県別の発生動向

都道府県別では、インフルエンザ沖縄県(2.20)青森県(1.52)埼玉県(0.89)COVID-19島根県(6.30)山口県(6.00)愛媛県(5.53)が多くなっています。

小児科定点では、RSウイルス感染症は沖縄県(3.54)、鹿児島県(2.19)、福岡県(1.56)が上位です。手足口病山形県(15.04)群馬県(15.00)岩手県(12.81)、ヘルパンギーナは群馬県(5.04)、山形県(3.73)、三重県(2.93)が多くなっています。マイコプラズマ肺炎は群馬県(2.00)、埼玉県(1.25)、愛知県(1.20)が上位です。

表1 第31週における主要感染症の定点当たり報告数(全国)
主要感染症 定点当たり報告数 前週からの増減
インフルエンザ 0.37
COVID-19 1.70
感染性胃腸炎
3.43
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.37
RSウイルス感染症 0.51
咽頭結膜熱
 0.30
水痘  0.26
手足口病
 6.03
ヘルパンギーナ
 1.59
マイコプラズマ肺炎
0.35

〔IDWR感染症週報 第31・32合併号/急性呼吸器感染症サーベイランス週報 第31週を参考に作成〕


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