業界ニューストレンド
睡眠時無呼吸、患者が事故 危険運転疑い書類送検
治療機器使わず居眠りか
東京都で今年、睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者の居眠り運転が原因とみられる車の人身事故が2件起きていたことが6日、警視庁交通捜査課への取材で分かった。SASは睡眠時の呼吸が不安定になって深く眠れず、日中に強い眠気を招くが、いずれも就寝時に治療法CPAP(シーパップ)の機器を使用しなかったという。警視庁は6日、うち1件について自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で、東京都練馬区の会社役員の男性(44)を書類送検した。
書類送検容疑は1月17日夕方、練馬区の路上で運転中に仮睡状態となり、自転車に衝突して70代女性に右足関節骨折の重傷を負わせた疑い。
CPAPは鼻に装着したマスクから空気を送り、睡眠時に気道を開いて呼吸を安定させる。警視庁によると、男性は昨年7月に重度のSASと診断され、医師から就寝時に装着するよう指導されていたが、事故前夜は「慣れておらず、つい外してしまっていた」と説明した。
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