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人も感染、世界各地で 冬場、渡り鳥が国内に
国内での発症報告はなし

2025.11.12 04:15 会員限定記事を示すアイコン

主に鳥類が感染する高病原性鳥インフルエンザは、渡り鳥によって国内に持ち込まれ、冬場を中心に発生することが多い。致死性が高く、鶏などの家禽は殺処分といった防疫措置が取られる。哺乳類の感染例もあり、まれだが人にうつった事例も世界各地で確認されている。

農林水産省によると、家禽では2024年10月~25年2月のシーズンに14道県の養鶏場などで51例の感染が確認され、防疫措置で計約932万羽が殺処分された。多く殺処分されると鶏卵は供給が減るため、価格高騰につながりやすい。

鳥類のほか、乳牛やミンクといった哺乳類の感染も世界で確認されている。海に生息する哺乳類である海獣の感染死も報告されており、北海道では今春、絶滅危惧種のラッコの事例が世界で初めて、アザラシが国内で初めて確認された。

厚生労働省によると、人への感染が確認されているウイルス(H5N1型)の事例は03年11月~25年9月、25カ国で991例が世界保健機関(WHO)に報告されている。ほとんどが感染鳥などと密接に接触しており、死亡率は48%に上る。国内では人が発症したという報告はこれまでない。

 

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