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臨床現場や患者への積極的関与が重要
永寿総合病院の原田氏

2025.10.27 05:30 会員限定記事を示すアイコン

永寿総合病院臨床検査科の原田典明氏(東京都臨床検査技師会会長)は10月3日、日本医療検査科学会の教育講演で、DX(デジタルトランスフォーメーション)化、AI(人工知能)の発達、人員不足、他職種の進出などの環境変化や課題に対応していく必要性を強調した。今後は検査室から脱却し、臨床現場や患者への積極的な関与を呼びかけた。

原田氏は、地域の中核病院としての同病院臨床検査科の取り組みを紹介した。小児科医療の充実では、早くからイムノクロマト法を用いた呼吸器感染症の迅速検査などを実施。救急医療では365日24時間検査体制を構築したほか、微生物検査を外注から院内に切り替え、感染制御部へのデータ提出などで関わりを強化してきた。機器入れ替えに伴う生化学・免疫検査項目の院内化は、試薬コストの削減やTATの短縮につながったという。

タクスシフト・シェアの関連では日本臨床衛生検査技師会の病棟への臨床検査技師配置の調査事業に参画。当初、看護師からは臨床検査技師の病棟業務について「必要ない」などの意見もあったが、実施後は「すごく助かった」との声が上がったという。検査技師にやってもらいたい病棟業務を改めて実施後に尋ねたところ、病棟採血のニーズが一番多かったことから、ここ数年は病棟での採血を徐々に拡大しているとした。

 

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