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血栓止血検査、標準化への取り組みを紹介 JCCLSシンポ
窓岩氏が講演、JLAC11コードへの期待も

2025.10.22 07:15 会員限定記事を示すアイコン

日本臨床検査標準協議会(JCCLS)は9月19日、東京都内でシンポジウムを開催し、東京都済生会中央病院臨床検査医学科の窓岩清治氏が血栓止血検査の標準化に向けた動向をテーマに講演した。

窓岩氏は、臨床検査の標準化の基本的条件について、▽測定原理が明確▽単一物質の直接測定が可能▽測定対象物質の国際認証標準物質が確立▽基準分析法が定められている―の4点を挙げ、「血栓止血検査の基本項目となっているPTやAPTT、Dダイマーはこれらの条件を満たすことが困難であるため、標準化に障壁がある」と説明。標準化が難しい状況だが、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環で今後普及すると考えられるJLAC11のコードを活用することで各施設の測定方法を特定でき、測定結果を適切に把握できる可能性があると期待した。

標準化に向けた国内関連学会の取り組みについては、日本検査血液学会標準化委員会が2023年にまとめた「凝固検査検体取扱いに関するコンセンサス」を取り上げ、採血管の種類や検体の処理・遠心、測定前の確認事項、検体の保存方法について検査を実施する際に順守すべき事項が示されたと説明。また、同学会のワーキンググループでは現在、外部委託の凝固検査の検体の品質保証に注目し、検体の安定性について検証実験を進めていると紹介した。

 

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