業界ニュース制度・政策
英滞在歴、献血措置廃止へ 変異型ヤコブ病で
厚労省・血液事業部会
牛海綿状脳症(BSE)の感染牛の肉を食べると発症するとされる致死性の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染対策を巡り、厚生労働省は14日、感染リスクが低下したとして、英国の滞在歴に基づく献血禁止措置を今秋にも廃止する方針を固めた。英国以外の欧州諸国などの滞在歴についても制限を撤廃する。
1980年代後半に英国を中心に発生したBSE流行を受け、輸血による感染防止のため、2000年から制限を開始。05年に英国滞在歴がある国内初の感染例が確認され、「1980~96年に英国に1日以上滞在した人」の献血が禁止になり、2010年に期間が1カ月以上に緩和された。
措置の見直し案が厚労省の血液事業部会調査会に示され、了承された。米国などで制限撤廃が進んでいる動きや、制限をなくした場合でも患者数の増加は考えにくいとした同省研究班の調査結果が示された。
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