業界ニューストレンド

愛知の医療法人理事起訴 コロナ補助金詐取の罪
未購入検査機器の納品書を提出

2026.01.07 05:20 会員限定記事を示すアイコン

愛知県一宮市の病院への新型コロナウイルス対策補助金約5260万円をだまし取ったとして、名古屋地検特捜部は30日、詐欺罪で、病院を運営する医療法人理事今村有希子・容疑者(57)=福島県郡山市=を起訴した。夫の今村洋史・元衆院議員(63)が法人理事長と院長を務める。特捜部は認否を明らかにしていない。

起訴状によると、2023年1~5月、一宮市の「いまむら病院」で実際には購入していない医療検査機器や個人防護具、実施していない消毒作業の納品書のほか、実績報告書などを愛知県に提出し、補助金をだまし取ったとしている。

県は25年3月、病院で約4億5千万円の不正受給があったと発表し、補助金の全額約17億6千万円の返還を請求。病院側は加算金を含め返還した。県は12月26日、有希子被告について詐欺容疑の告訴状を名古屋地検に提出し、受理された。

有希子被告は理事として、医療機器の発注や経理業務など事務全般を統括していた。

 

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