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積水化学が再生医療に参入 細胞培養のコーティング剤を開発
積水化学工業は6月30日、東京本社で記者会見を開き、iPS細胞などの幹細胞を安定的に培養する細胞接着ポリマー「Ceglu」(セグル)をコーティングした培養プレートを発売したと発表した。
セグルは化学合成で製造するため、タンパク質を使った現在に比べ細胞培養の均質性や安定性に優れているのが特長。研究用のマルチウェルプレートの受注を同日開始し、再生医療分野に参入した。産業用にも販売し、国内外で2030年に50億円の売り上げを狙う。
同社の機能性樹脂材料の技術を活用し、京都大学iPS細胞研究財団などとセグルを共同開発した。完全化学合成のため動物由来原料を含まず、安定性に優れることから室温保存ができるメリットがある。
積水メディカルを通じて発売する。同日受注を開始した6ウェルに続き、96ウェルの培養プレートなどの関連製品を今秋に発売する。産業用には、基材に塗布するコーティング液を発売する。日本に続き年内には米国でも発売する計画。

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