キャリア・学び

新人臨床検査技師の歩き方 [第6回]
キャリアのスタート地点を見つめる

2026.03.04 06:00 会員限定記事を示すアイコン

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“理想の技師”を描くための自己分析

 

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新人のうちは「自分に何ができるのか」が分からず、不安を感じやすいものです。キャリアの出発点では、具体的でなくてもよいので“理想の姿”を思い描くことが大切です。「どんな働き方に魅力を感じるのか」「どんな場面でやりがいを感じたか」を振り返ることで、自分が大切にしたい価値観や関心の方向性が見えてきます。学生時代の実習経験や指導者から評価された行動、得意だと感じた作業などが将来を考える手がかりになります。経験が浅い今だからこそ可能性を一つに絞らず、柔軟に描くことが重要です。“理想の技師像”は、自分が進む道を考えるための道しるべとなります。

 

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監修、イラスト|神戸 翼(永生総合研究所 所長/臨床検査×わくわくプロジェクト 代表)

猪俣 啓子

猪俣 啓子

九州大学大学院医学系学府で博士(保健学)取得。専門は免疫検査学で、甲状腺疾患や自己免疫疾患に関する免疫学的研究を中心に、臨床検査学の教育・研究に従事している。IgG4甲状腺炎の病態解明や抗原同定などの研究成果を国内外の学術誌で発表してきた。教育面では免疫検査学、輸血・移植検査学などの専門科目を担当するほか、キャリアコンサルタント、産業カウンセラーの資格を活かしてキャリア形成や対人コミュニケーション教育にも取り組み、医療専門職の育成に貢献している。