キャリア・学び

新人臨床検査技師の歩き方 [第15回]
記録と責任の基本

2026.07.17 06:00 会員限定記事を示すアイコン

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ヒヤリ・ハットの記録は責任ではなく“財産”

 

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ヒヤリ・ハットを書くと「自分のミスを報告するようで嫌だ」「怒られるのではないか」と感じるかもしれません。しかし、ヒヤリ・ハットは誰かを責めるためのものではなく、同じ失敗を繰り返さないための大切な財産です。自分が経験した小さな気づきや失敗を記録に残し共有することで、次に同じ場面に出会った人を助けることができます。検査室の安全は一人ひとりの経験の積み重ねで守られています。未来の患者さんのためにも、自分だけの経験で終わらせず、組織全体の学びに変えることが大切です。

 

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監修、イラスト|神戸 翼(永生総合研究所 所長/臨床検査×わくわくプロジェクト 代表)

山﨑 真一

山﨑 真一

1987年、私立大学の分院にて臨床検査技師人生を始める。検体検査全般を担当し、1990年に本院へ異動後は免疫血清検査を主軸に従事した。用手法検査が機械化される歴史をそのまま体験し、臨床検査の自動化と迅速化の流れを実感。こうした経験を背景に、1996年頃からは診療前検査の提案やTAT分析、ついでに検査の原価計算などにも取り組む。当時は「何で検査室が忙しくなることをしようとするのか!」とのご意見も多かったが、その一方で前向きな諸先輩方に支えられながらさまざまな挑戦を重ねて現在に至る。