侵襲性髄膜炎菌感染症

しんしゅうせいずいまくえんきんかんせんしょう

(Invasive Meningococcal Disease : IMD)
髄膜炎菌(Neisseria Meningitidis)を病原体とする感染症。髄膜炎菌が、本来無菌的な髄液、血液等から検出されるもの。主な感染経路は飛沫感染であり、保菌者の鼻咽頭に常在している菌が、飛沫を通じて感染する。菌は気道を介して血中に入り、その後髄液へ侵入し、菌血症及び髄膜炎を引き起こす。潜伏期間は2から10日程度(通常4日)。菌血症では高熱、皮膚・粘膜における出血斑、関節炎等の症状が現れ、その後、頭痛や嘔気、精神症状、項部硬直等を伴う髄膜炎に進展する。重症化すると、けいれんや意識障害、汎発性血管内凝固症候群(Disseminated Intravascular Coagulation : DIC)を伴いショックに至り、死亡することがある。感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律では五類感染症の全数把握対象とされており、医師は侵襲性髄膜炎菌感染症患者を診断したときは、7日以内に保健所へ届出する必要がある。

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