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細胞小胞体に区画形成 酵素集まりタンパク質管理
東北大や徳島大などの国際チーム
細胞内小器官「小胞体」に、特定の酵素が集まって区画が形成されるとする研究成果を、東北大や徳島大などの国際チームが11日付の科学誌に発表した。区画内で酵素はタンパク質の品質管理をしており、これまでは集まらず単体で働くと考えられてきた。糖尿病やアルツハイマー病など異常なタンパク質が蓄積して起こる病気の薬開発につながるとしている。
小胞体は生命活動に必要なタンパク質を合成し別の小器官へ輸送する役割がある。チームは酵素「PDIA6」が、小胞体に高濃度に存在するカルシウムに反応して集まることを発見。小部屋のような区画ができ、タンパク質構造が未完成なインスリンの成熟を促進していた。この酵素が集まれないように操作すると、正常なインスリンがほとんどできなくなった。
東北大の奥村正樹准教授は「酵素の集まり加減をコントロールする薬ができれば、タンパク質の構造異常で起こる病気の根治につながる可能性がある」と話した。
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