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嚥下障害、食道拡張不十分 原因不明の一部
九大病院の研究グループ

2025.12.12 04:15 会員限定記事を示すアイコン

九州大大学院の研究グループは10日、食べ物をのみ込むのが難しい「嚥下障害」のうち、原因不明と診断された患者を調べた結果、一部は食道を広げる動きが不十分なためだったと発表した。新たな診断法や治療法の開発につながる可能性があるとしている。米医学雑誌に掲載した。

グループの伊原栄吉・准教授らによると、嚥下障害は通常、胃カメラなどで腫瘍や炎症の有無を調べたり、食道の収縮能力が十分かどうかを検査したりして原因を特定。いずれにも該当しなければ原因不明と分類されてきた。原因不明の嚥下障害は全人口の約3%という。

グループは原因不明の患者25人に対し、従来調べていた食道の収縮ではなく、広げる動きを検査。うち14人が、広げる動きに障害があったという。グループは「客観的な診断法と治療法がなかった患者に、新たな希望をもたらす可能性がある」としている。

 

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