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エムポックス検査薬開発に7000万円投資
GHIT Fund、ニプロなど参加のプロジェクト

2025.12.19 05:30 会員限定記事を示すアイコン

グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は8日、ニプロが代表者を務めるエムポックス検査薬のプロトタイプ開発プロジェクトに約7000万円を投資すると発表した。同プロジェクトでは、安価で簡便な遺伝子検査法である「Iso-PAS法」を用いて、エムポックスのウイルス系統を区別できる検査薬のプロトタイプを開発し、性能評価を実施する。

GHIT Fundが投資を決めたプロジェクトには、ニプロのほか▽国立健康危機管理研究機構▽東北大発ベンチャーのTBA▽米国の国際非営利団体PATH▽コンゴ民主共和国国立生物医学研究所―が参加。将来的には、エムポックス蔓延地域での実証データを積み上げ、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに登録されることを目指すとしている。

エムポックスは、コンゴ民主共和国をはじめ、サブサハラアフリカ地域で感染が拡大しているウイルス性の感染症。同ウイルスには主に2つの系統があり、その種類によって感染力や致死力が異なる。

サブサハラアフリカ地域の国々では現在、系統を識別することができる検査は、大都市の中央検査室だけで提供されており、患者が多く発生する地方の診断体制は不十分な状況にある。このため、このような地方施設でも使用できる系統識別可能な検査技術の確立が急務になっている。【日刊薬業】

 

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