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パニック値、識別しやすい改善を 産業界に5項目要望
検査医学会と日臨技

2025.12.26 06:30 会員限定記事を示すアイコン

 

日本臨床検査医学会と日本臨床衛生検査技師会はこのほど、パニック値報告の視認性向上に関する要望書を連名で発表した。医療者が一目でパニック値を識別し、即時に対応できるよう、検査装置の表示・通知機能の改善などを産業界に強く求めている。

2024年12月に医療事故調査・支援センターが発表した提言第20号では、血液検査のパニック値に関連する死亡事例12件を分析。検査結果に赤字が並び、パニック値の区別がつかなかった事例などを挙げ、報告体制や表示方法の不備が事故の一因になったと問題提起している。

具体的な要望事項は、▽パニック値の視認性向上▽アラート機能の付加▽LIS・電子カルテ(EMR/EHR)間の連携強化▽ユーザー施設ごとの柔軟なカスタマイズ▽運用マニュアル・研修資料の整備―の5項目。

このうちパニック値の視認性向上については、通常の異常値とは異なる「視覚的強調」を求め、赤枠やアイコン、点滅、太字、色変化などの工夫を要請。数値の前後に「 ⚠パニック値」等のラベル表示も求めている。

アラート機能の付加では、パニック値が登録された場合、自動でのポップアップ通知、サウンドアラート、メッセージ送信など即時通知機能の導入を提言。LISと電子カルテの連携では、LISで表示されたパニック値情報が、電子カルテでも同様に警告表示される仕組みを求めた。

 

 

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