JACLaS EXPO 2026 / 株式会社日立ハイテク〈ブースNo.C-8〉
「医療を止めない」強い想いで未来を描く
提供 : 株式会社日立ハイテク
開発中のデジタルソリューションも参考展示
日立ハイテクの今年度の出展テーマは「医療を止めない」。「検査を止めない」から一歩踏み込み、臨床検査は医療の基盤であり、検査関連製品やサービスの提供を通して医療を支えるという強い想いを表現した。展示ブースでは、デジタル技術を活用したソリューションを展示。既存の製品・システムに加え、開発中の参考製品も交えて来場者と意見交換し、未来の検査室を共に描いていきたいとしている。
同社はこれまで、生化学自動分析装置をはじめとする検査機器や関連サービスの提供を通じて、検査室の安定稼働を支えてきた。製品の開発・提供の基盤には「検査を止めない」という想いがあるが、今回の展示ではその考え方をさらに発展させ、「医療を止めない」をテーマに掲げた。医療現場では、検査結果が診断や治療方針の決定を支えている。検査が滞れば医療全体にも影響が及ぶことから、「検査を止めない」の先にある「医療を止めない」を前面に打ち出し、メーカーも医療従事者と共に強い覚悟を持って臨む姿勢を示した。
デジタルソリューションを中心に紹介
本出展テーマをより具体的に示すものとして、同社は「ミッションクリティカル」の考え方を整理している。検査室に求められる価値を、①故障の未然防止・予兆保全の適用、②ワークフローの最適化・業務効率化、③異常値原因の解析・検査データの価値向上の三つの観点で捉え、装置・システム・デジタルソリューションを通じて、検査業務の安定稼働と医療への貢献を支えていく考えだ。

今回展示する各ソリューションも、この三つの観点と関連づけて紹介する。単なる製品機能の説明にとどまらず、検査室の課題解決や医療現場への価値提供という視点から、来場者に活用イメージを提示する。
展示ブースでは、検査室業務を支援するデジタルソリューションを中心に紹介する。反応過程近似解析ツール「MiRuDa」(ミルダ)、ISO 15189に対応した業務支援システム「LaboQ」(ラボック)、臨床検査システム「Lavolute」(ラボリュート)などの既存の製品・システムに加えて、開発中のデジタルソリューションも参考展示する。「病態アセスメントシステム」は、RCPC(Reversed Clinico-Pathological Conference:検査値から病態を推論する学習手法)の考え方を取り入れ、信頼性の高い検査データを基に病態を読み解くプロセスを支援する。提出された検査データから病態を推定する考え方や解釈の流れを示すことで、臨床検査技師が病態理解を深め、学びを通じて新たな気づきを得られるよう促す。こうした支援を通じて、検査データの活用価値を高め、臨床への貢献を目指す。
また、装置から出力されるログデータ(ランプなど装置内の部品や消耗品の状態)をモニタリングし、トラブルや故障の予兆を捉えてメンテナンスを提案する仕組み「CBM(Condition Based Maintenance)」を提案する。メンテナンスの時期は従来、装置の使用回数や使用時間などを基に把握していたが、部品や消耗品などの状態を基にメンテナンスを実施できるようにし、故障の未然防止にもつなげる。
同社は、これらのソリューションのコンセプトや主な機能を展示会で紹介し、来場者から直接意見を伺うことで、現場のニーズに即した製品・システムへと磨き上げていく考えだ。
自動分析装置の個別相談ブースも設置
生化学自動分析装置「LABOSPECT 008 α」と「LABOSPECT 006 α」については、各施設の運用などに合わせた相談に応じるため、個別相談ブースも設ける(事前予約制)。個別相談では、営業担当者だけでなく、開発設計者なども同席する予定だ。
また、展示ブースの壁面に設置した大型モニターでは、搬送ラインの映像をほぼ原寸大で投影する。病態解析システムなどの参考展示品については来場者に解説するプレゼンテーションの時間を設け、開発のコンセプトや活用のイメージを分かりやすく紹介する。
同社は、今回の展示を単なる製品紹介の場ではなく、検査室が抱える課題や将来像について来場者と対話する場と位置付けている。医療の現場から寄せられる声を受け止め、次の製品開発やサービス提供へつなげることで、臨床検査の新たな価値を創出したいとしている。
LABOSPECT 006 α 日立自動分析装置(医療機器製造販売届出番号:13B1X10436000043)
LABOSPECT 008 α 日立自動分析装置(医療機器製造販売届出番号:13B1X10436000041)




