業界ニューストレンド

愛知の医療法人理事再逮捕 コロナ補助金詐取疑い
未購入の個人防護具で納品書

2026.01.12 04:40 会員限定記事を示すアイコン

愛知県一宮市の病院への新型コロナウイルス対策補助金計約1億4800万円をだまし取ったとして、名古屋地検特捜部は8日、詐欺の疑いで、病院を運営する医療法人理事今村有希子・容疑者(57)=福島県郡山市=を再逮捕した。夫の今村洋史・元衆院議員(63)が法人理事長と院長を務める。特捜部は認否を明らかにしていない。

再逮捕容疑は2021年11月ごろ~23年5月下旬ごろ、一宮市の「いまむら病院」で実際には実施していない消毒作業や、購入していない個人防護具の納品書などを愛知県に提出し、21年度と22年度の補助金をだまし取った疑い。

容疑者は理事として、医療機器の発注や経理業務など事務全般を統括していた。23年に同様の手口で補助金計5千万円余りをだまし取ったとして、昨年12月、特捜部に逮捕、起訴されていた。

県は昨年3月、病院で約4億5千万円の不正受給があったと発表し、補助金の全額約17億6千万円の返還を請求した。病院側は加算金を含め返還したが、県は有希子容疑者を詐欺容疑で告訴した。

 

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