生化学検査免疫検査

全自動免疫生化学統合システム ビトロス™ XT7600

登録日:2026/06/23 更新日:2026/06/30

特長

01
検査結果の信頼性や検査室の効率運用という臨床検査に不可欠な要件を追求した全自動免疫生化学統合システムです。
02
感染症・心筋・腫瘍マーカー、生化学、血中薬物濃度など約100項目に対応しています。
03
デジタルケミストリーの採用により、さらなる検査結果の信頼性向上と生産性向上をご提供します。
04
検体中の乳び・溶血・黄疸といった血清情報を完全自動で取得可能です。目視確認の手間を省くとともに、試薬やセル等を使用しない独自の測定方式により、処理速度に影響を与えることなく、検査結果の信頼性を確保できます。

製品概要

ビトロス™ XT 7600は免疫検査と生化学検査を単に連結するだけでなく、検査結果の信頼性や検査室の効率運用という臨床検査に不可欠な要件を追求した全自動免疫生化学統合システムです。感染症・心筋・腫瘍マーカー、生化学、血中薬物濃度など約100項目に対応しています。

XTマイクロスライド
・XTマイクロスライドでは1枚のスライドに2つの試薬を組み込むことで、セットとしてオーダーされることが多い2つの項目を同時に測定し、そのため多くの検体を素早く処理することが可能です。
・装置への試薬装填回数や試薬在庫管理など試薬に関連するオペレーションを軽減します。

マイクロスライド・テクノロジー
・生化学項目で用いられるマイクロスライドは、1枚の多層膜スライドに試薬や電極を凝縮し、少量検体で迅速な測定が可能です。
・マイクロスライドは、反応系にまったく水を必要としない完全ウォーターレスの測定技術であり、試薬の調製が不要という画期的な生化学検査を確立しました。
・ルーチン検査のほか、緊急検査・迅速検査に対応します。
・検体中の干渉物質、乳び・溶血・黄疸の原因となる脂質・ヘモグロビン・ビリルビンをフィルタリングによって除去する機能も備えています。

マイクロチップ・テクノロジー
・完全密閉式の調製済み試薬ボトルを採用し、外部からの水の供給が全く不要な完全ウォーターレスで液状試薬測定を可能としています。
・血中薬物濃度、血漿蛋白など、マイクロスライドで対応していない幅広い項目を測定でき、生化学検査の大幅な拡張性を実現します。
・水に関わる様々なメンテナンス作業が不要である上、試薬の分注や反応セル内溶液の混和にはディスポーザブルチップを使用するため、クロスコンタミネーションやキャリーオーバーの心配がありません。
・反応セルもディスポーザブルのため、洗浄不良によるトラブルも回避できます。
・試薬ボトルは栓をしたまま装置に装填され、栓は測定時に自動的に開閉されます。そのため試薬の機上安定性は良く、蒸発等を防げるため、キャリブレーションは長期の安定性を保ち、日々の運用効率向上に貢献します。

マイクロウェル・テクノロジー
・ビトロス™ XT7600の免疫反応には、高さ12mm、口径9mmほどのマイクロウェル反応容器を用います。
・小さな反応容器を用いることで検体量・試薬量及び廃棄物を削減できます。ウェル内側にはストレプトアビジン-ビオチン反応の固相化原理により、直接固相法に比べて抗体が10倍以上高密度に均一に固相されています。そのため小さなウェル中でも十分な感度を確保し、試薬ロット間差を最小化できます。
・抗原抗体反応のあと、ウェル中ではCLEIA法に増強剤を添加したエンハンストケミルミネセンスの原理を用いて発光量が計測されます。
・この原理で得られる発光量はCLEIA法より1000倍強く、20~30分と長時間安定しているため、高感度で検出できます。

仕様・スペック

測定方式ディスクリート方式ランダムアクセス
主な測定原理比色法/レート法、電極法(直接ISE法)、イムノレート法、比濁法、 エンハンスト・ケミルミネセンス法
検体種別血清、血漿、尿、髄液、全血(項目による)
必要検体量2~80μL(項目による)
検体架設数最大90検体(通常80検体、緊急10検体)
検体・液状試薬検知センサーインテリチェック™ 機能による液面検知・分注過程モニタリング
対応検体容器1.5mL、5mL、7mL、10mL各採血管、指定マイクロサンプルカップ対応
対応バーコードCode39、Code128、ISBT128、Codabar、Interleaved 2 of 5
検体希釈自動希釈、オペレーターによる希釈倍率指示、マニュアルによる希釈
試薬架設数マイクロスライド試薬/最大同時89カートリッジ マイクロチップ試薬/最大30ポジション マイクロウェル試薬/最大31ポジション
オープンチャンネル20パック(マイクロチップ)
キャリブレーションメモリー数項目毎に25キャリブレーション保存
ロットスイッチ自動
測定処理能力(最大処理能力)マイクロスライド:945 テスト/時(XT マイクロスライド未使用、理論値)、 1,320 テスト/時(XT マイクロスライド使用時、理論値)、 マイクロチップ:最大95テスト/時、マイクロウェル:最大189テスト/時
単項目結果報告時間マイクロスライド:電極法2.5分、比色法6分、イムノレート法8分、 マイクロチップ(液状試薬法):8-16分、マイクロウェル(CLEIA法):最短16分
操作インターフェイスカラー液晶タッチパネル方式(17インチ)
通信仕様RS232C、ホスト問合せ(Host Query)可能
通信ポート2×RS232Cシリアルポート、2×USBポート、2×Ethernetポート
寸法2790(幅)×914(奥行)×1730(高さ)mm 搬入時スプリット可能:1372(幅1)、1422(幅2)mm
質量約1070kg
電源単相交流200-240V 16A、50/60Hz 2本
消費電力AC1−最大1.3KVA AC2−最大2.0KVA
設置環境温度15℃-30℃、湿度15%-75%

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