心筋トロポニンT
しんきんとろぽにんてぃ
(Cardiac Troponin T : cTnT)
トロポニンは、筋収縮を調節するタンパク質であり、心筋、骨格筋の速筋、遅筋の3種のアイソフォーム(立体構造)が存在する。このうち心筋トロポニンTは心筋トロポニンIとともに、高い心筋特異性を持つ。心筋梗塞等で心筋が障害を受けると、心筋トロポニンTが血中に漏出し血中濃度が増加する。心筋梗塞発症後の心筋トロポニンTと心筋トロポニンIの血中濃度の経時変化はおよそ近似するが、心筋トロポニンTの変化の方がより遅延するため、発症1週間程度の心筋梗塞では、心筋トロポニンTの方が高感度といわれている。心筋炎、心筋梗塞、腎不全(トロポニンは腎で排泄されるため。)等で高値となる。「心筋トロポニンI」も参照。
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