業界ニュースアカデミア
ブドウ糖定量できるマイクロニードルを開発
間質液での微量検査に期待
川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)などはこのほど、国家プロジェクト「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の川崎拠点(プロジェクト CHANGE)において、超微量サンプルでのブドウ糖定量を可能にする光学マイクロニードルデバイスを開発したと発表した。将来的には、採血に代わる間質液を用いた臨床検査への応用が期待されるという。
COI-NEXTは、文部科学省および科学技術振興機構(JST)が推進する国家プロジェクト。川崎拠点で進められているプロジェクト CHANGEでは、採血の侵襲性低減を目指した技術開発などに取り組んでいる。
現行の酵素測定法は、サンプル量が極めて微量な場合、定量の正確性に課題がある。今回開発された光学マイクロニードルデバイスは、ブドウ糖と定量的かつ可逆的に結合するボロン酸を含む蛍光性ハイドロゲルで先端を機能化。1ナノリットルにも満たない超微量サンプル中のブドウ糖を高精度で定量することが可能となった。
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