業界ニュースアカデミア
ドレブリン、新たな認知機能バイオマーカーに
東京大学などが解明
ドレブリンが認知機能バイオマーカーとして有用である可能性が示された。東京大学などの研究グループが、髄液および血液中のドレブリン量を測定することで、アルツハイマー病(AD)と診断されているが認知機能が保たれている状態(ADCU)と軽度認知障害の状態(ADMCI)を識別できることを明らかにした。同大学が1月7日に発表した。
ドレブリンは、神経細胞のシナプス後部に局在するアクチン結合タンパク質。研究グループは、サンドイッチELISA技術を用いて髄液および血液中のドレブリン量を高精度に定量することに成功した。ADMCIや正常圧水頭症(iNPH)で有意に低下したことから、アミロイドβやタウとは異なり、脳のシナプス機能そのものを反映する新タイプのバイオマーカーであることが示されたという。
研究成果は、1月2日に科学雑誌「Journal of Alzheimer’s Disease」オンライン先行版に掲載された。
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