業界ニュース団体・学会
循環器内科医増やす環境づくりを タスクシフトなど推進
CVITが提言
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)は5月15日、循環器内科医の不足により、地域によっては緊急カテーテル治療が行えなくなる恐れがあるとして、若手医師に魅力的な環境づくりを求める提言を発表した。経済的インセンティブの整備やタスクシフトの推進などを求め、社会全体でこの問題を考えるよう訴えている。
同日、東京都内でプレス向けのセミナーを開き、森野禎浩副理事長(岩手医科大学附属病院)は、「地域の医療体制が崩れると急性心筋梗塞の救命率は一気に悪化する」と危機感を表明した。「将来にわたって(医療提供)体制を維持できるか、悲観的な現実を突き付けられている」と述べた。
説明によると循環器内科を選択する研修医(2022年)は8年前に比べて6.9%、心臓血管外科を選択する研修医は5.6%それぞれ減少し、若手医師の「循環器離れ」「心臓離れ」が進んでいる。CVITの新入会会員数は、2024年は2021年の3分の2に減り、「将来のカテーテル治療の担い手は確実に減少する」という。
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