手足口病、第20週以降増加続く
週刊 感染症サーベイランスレポート #2026年第25週(2026.6.15 - 6.21)

2026年第25週の全国的なトレンド
2026年第25週(6月15日~6月21日)の急性呼吸器感染症(ARI)定点当たり報告数は48.68で、報告数は18万1538例となり、前週から増加しました。前週を上回った都道府県は35都道府県です。
COVID-19の定点当たり報告数は0.85で第22週以降増加が続き、インフルエンザは0.07で減少しました。新型コロナウイルス感染症による入院患者は140例で前週より33例増加し、インフルエンザによる入院患者は14例で2例増加しています。
小児科定点では、RSウイルス感染症の定点当たり報告数は0.40で2週連続の増加となりました。咽頭結膜熱は0.60で横ばい、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2.48、感染性胃腸炎は4.82、水痘は0.35といずれも前週から減少しています。一方、手足口病は3.40、ヘルパンギーナも0.85で第20週以降増加が続いています。基幹定点報告では、マイコプラズマ肺炎が0.23で2週連続の増加です。
都道府県別の発生動向
インフルエンザは沖縄県(0.43)、千葉県(0.29)、秋田県(0.24)が多く報告されています。COVID-19は宮崎県(6.36)、愛媛県(5.37)、鹿児島県(4.91)が上位です。
小児科定点では、RSウイルス感染症は沖縄県(3.67)、佐賀県(2.83)、鹿児島県(2.29)が上位です。咽頭結膜熱は山形県(1.54)、奈良県(1.17)、福岡県(1.10)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は愛媛県(5.62)、山形県(5.50)、奈良県(4.38)が多く報告されています。
感染性胃腸炎は岐阜県(8.89)、石川県(7.86)、群馬県(7.28)、手足口病は島根県(19.91)、大分県(14.39)、石川県(9.61)、ヘルパンギーナは福岡県(2.84)、山口県(2.76)、島根県(2.45)が上位となっています。
| 主要感染症 | 定点当たり報告数 | 前週からの増減 |
| インフルエンザ |
0.07 | ↓ |
| COVID-19 |
0.85 | ↑ |
| 感染性胃腸炎 |
4.82 | ↓ |
| A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
2.48 | ↓ |
| RSウイルス感染症 | 0.40 | ↑ |
| 咽頭結膜熱 | 0.60 | → |
| 水痘 | 0.35 | ↓ |
| 手足口病 |
3.40 |
↑ |
| ヘルパンギーナ | 0.85 | ↑ |
| マイコプラズマ肺炎 | 0.23 | ↑ |
〔IDWR感染症週報 第25号/急性呼吸器感染症サーベイランス週報 第25週を参考に作成〕
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