HEPAフィルター

HEPAふぃるたー

(High Efficiency Particulate Air Filter)
米国の規格(IESやAEC)では、定格流量において、0.3μmの熱発生DOP(Di-Octyl Phthalate)粒子又は指定された代用エアロゾルに対して、最低99.97%の捕集効率を有し、初期圧力損失の最高値が25.4mmH2O(Water Gauge)以下で、丈夫なフレームにろ紙を折り込んで取り付けた使い捨ての乾式フィルターをいう。25.4mmH2O=1inchH2O=249Paである。HEPAフィルターのろ紙には、ガラス繊維が用いられている。JIS規格(Z8122)では、「定格流量で、粒径が0.3μmの粒子に対して、99.97%以上の粒子捕集効率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa(25mmH2O)以下の性能を持つエアフィルター」と定義されている。クリーンルームの換気装置の最終エアフィルター等として使用されている。