国立感染症研究所
こくりつかんせんしょうけんきゅうじょ
(National Institute of Infectious Diseases : NIID)
感染症を征圧し、予防医学の立場から、広く感染症に係わる研究を総合的に行い、国の保健医療行政の科学的根拠を明らかにすることを目的とする厚生労働省所管の研究所。感染症研究、レファランス、サーベイランス、国家検定及び検査、国際協力、研修、アウトリーチ活動等を実施している。1947(昭和22)年に国立予防衛生研究所として設立された。「感染研」と略称される(厚生労働省組織令第140条)。2025年(令和7年)4月1日に、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、国立健康危機管理研究機構が設立されている。