心音計/汎用心音計

しんおんけい/はんようしんおんけい

(Phonocardiograph)
体表で心音を記録する装置をいう。心臓の活動により振動が生じ、この振動が臓器及び組織を経て体表に伝達され、マイクロホンによって検出される。振動は電気的フィルタで処理され、心音図の音特性が得られる。低周波音(心房性又は心室性奔馬調律)及び高周波音(僧帽弁逆流及び心室中隔欠損)を評価するのに用いる。通常、心尖拍動図によって記録するような振動とみなされる亜音速周波数(数ヘルツ)を記録するものもある。この方法は心電計(Electrocardiograph : ECG)にも内蔵されている。(医療機器の一般的名称の定義)