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審良静男氏らに日本国際賞 自然免疫の仕組み解明
4月14日に授賞式

2026.01.23 05:10 会員限定記事を示すアイコン

国際科学技術財団は21日、優れた科学技術の成果を対象とする日本国際賞を、自然免疫が病原体を認識する仕組みを解明した審良静男・大阪大特任教授(72)と、米テキサス大のジージャン・チェン教授(60)に贈ると発表した。デジタル社会の倫理的な課題の解決に貢献した米ハーバード大のシンシア・ドワーク教授(67)も選ばれた。

免疫には、体内に入った病原体などの異物を感知して取り除く「自然免疫」と、異物に出合うことで身に付く「獲得免疫」がある。自然免疫は食細胞という免疫細胞が異物を分解し、他の免疫細胞に異物の情報を伝えるが、どのように異物を認識するかは不明だった。

審良氏は食細胞にあるセンサーが病原体のDNAやRNAを認識し、免疫の反応を誘導する仕組みを発見。チェン氏は細胞内に入り込んだ病原体由来のDNAを感知し、免疫が機能するまでの経路を解明した。財団は「感染症学や免疫学に新たな地平をもたらし、自己免疫疾患やがんの治療の革新につながると期待される」とした。

記者会見した審良氏は「身に余る光栄だ。自然免疫が多くの病気に関わることが分かり、成果が応用に向かっていることが受賞に結び付いたと思う」と述べた。

ドワーク氏は、ビッグデータを扱う際に個人情報が漏えいするリスクの評価法などを開発した。

授賞式は4月14日に東京都内で開かれる。

 

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