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検査業務統計システム、運用改善策を検討
国臨技長会  経営データの分析も

2026.01.07 06:30 会員限定記事を示すアイコン

国立病院臨床検査技師長協議会(国臨技長会)は、国立病院機構が全国140カ所の国立病院検査部門で稼働させている臨床検査業務統計システムの運用改善に着手する。システム稼働から10年が過ぎ、長期にわたり安定したシステムに進化させる狙い。システム運用、保守業務を専門業者に今春から委託し、会内ではシステム活用のみに重点を置く体制を整える。

今後の運用改善や機能改修では、現行システムのベースになっている「JLAC10」から、新たな臨床検査標準コード「JLAC11」への変更を見据えた準備に入る計画だ。また、検査部門が病院経営にどのように貢献しているかを示す指標の収集・分析も将来的な検討課題になっている。ただ、扱うデータへの配慮が必要なため、国臨技長会内での意見集約を慎重に進めている状況だ。

生理検査では、検査室で臨床検査技師が行う検査と、病棟等で医師や看護師が実施する検査との集計や扱いが複雑になっている。このため、生理検査の業務量をより正確に把握できる仕組みづくりも検討する。さらに将来的には国病機構が管理する診療情報集積基盤(NCDA)の検査データと連携し、より多角的に検査業務を分析する構想もある。

技師長らが、通常業務とともに担当してきた改修や保守業務の負担軽減も進める方針。システム全般を継続的、安定的に稼働させるため、2026年5月(4月実績分)から外部のシステム業者への委託に切り替える。

 

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