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地下鉄サリン、動画公開 医療者の体験残す
厚労省
1995年に東京都心で起きた地下鉄サリン事件に関し、厚生労働省は23日までに、救護に従事した医療関係者のオーラルヒストリーをユーチューブで公開した。世界でも類を見ない化学テロの教訓を、今後の危機管理に生かすことを目的とした取り組みで、被害者のカルテ約1400件の電子データも保存した。厚生科学審議会健康危機管理部会で報告された。
公開した動画は3本で、看護師や医師3人にインタビューした。救急搬送の状況や、原因がサリンだと分かる前後の対応の違いを聞いた。防護が徹底されず、救護に当たった人にも呼吸困難など健康被害が発生した当時を振り返り、備えの重要性など教訓を語った。
事件では14人が死亡、6千人以上が重軽症となった。法令ではカルテの保存期間が5年と規定され、保存に関する取り組みが始まる前に既に廃棄したケースがあった。厚労省は医療機関と協議し、紙カルテを電子化するなどして各医療機関での保存を進めた。
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