呼吸器感染症は減少傾向、水痘は増加
週刊 感染症サーベイランスレポート #2026年第12週(2026.3.16 - 3.22)

2026年第12週の全国的なトレンド
2026年第12週(3月16日~3月22日)の全国的な感染症発生動向では、急性呼吸器感染症(ARI)の定点当たり報告数は52.51(報告数199051例)で、前週と比較して減少しました。インフルエンザの定点当たり報告数は9.75で、第7週以降減少が続いています。基幹定点からの入院サーベイランス報告数は284例で、前週と比較して減少しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たり報告数は1.07で、同様に第7週以降減少が続いており、入院患者数は523例で前週と比較して減少しました。
小児科定点報告では、RSウイルス感染症は0.54で減少しました。咽頭結膜熱は0.23で2週連続減少し、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2.63で減少しました。感染性胃腸炎は5.54で2週連続減少しました。一方、水痘は0.34で増加し、過去5年間の同時期平均と比較してかなり多い状況です。 手足口病および伝染性紅斑はともに2週連続で減少しました。マイコプラズマ肺炎は増加し、過去5年間の同時期平均と比較してやや多い状況です。
都道府県別の発生動向
インフルエンザの定点当たり報告数の上位3位は、北海道(21.58)、石川県(21.36)、長野県(20.62)です。COVID-19は、岩手県(4.00)、沖縄県(3.47)、秋田県(2.96)。ARIの定点当たり報告数は、富山県(82.98)、岩手県(82.05)、群馬県(76.36)で多く報告されています。RSウイルス感染症は、山形県(1.77)、山口県(1.68)、島根県(1.64)、咽頭結膜熱は、宮崎県(1.07)、鹿児島県(1.00)、島根県(0.82)で報告が多い状況です。
| 主要感染症 | 定点当たり報告数 |
| インフルエンザ | 9.75 |
| COVID-19 | 1.07 |
| 感染性胃腸炎 | 5.54 |
| A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 2.63 |
| RSウイルス感染症 | 0.54 |
| 咽頭結膜熱 |
0.23 |
| 水痘 | 0.34 |
〔IDWR感染症週報 第12号/急性呼吸器感染症サーベイランス週報 第12週を参考に作成〕
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