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院内感染、口のケアで予防 患者自ら実践、発症率低下
広島大病院
入院患者約5千人に自分で歯磨きや洗口液によるうがいを促すプログラムを実施したところ、入院中の肺炎や尿路感染症の発症率が低下したと、広島大病院が8日、発表した。人手が不足する医療現場で、スタッフの労力を抑えつつ院内感染を予防できる可能性がある。
研究は、2022年7月~23年3月に実施。入院患者約5千人に歯ブラシや洗口液を配布し、歯科医師や歯科衛生士が磨き残しがある部分を指摘したり、入れ歯の適切な洗浄方法を指導したりするなど、患者それぞれの状況に応じたケアの仕方を教えた。指導するのは入院初日だけで、その後は教わった方法を患者が自主的に実践した。
その結果、1年前の同じ時期に比べ、院内肺炎は約43%、血液中に菌が入る菌血症は約62%、尿路感染症は約20%、それぞれ発症率が低下した。
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