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検査43項目・感染症5項目、検査結果の単位は統一せず
電カル情報共有へ厚労省WG

2026.01.12 06:30 会員限定記事を示すアイコン

 

電子カルテ情報共有サービスについて厚生労働省のワーキンググループは昨年12月24日、検査と感染症の計48項目の臨床情報について、結果の単位を統一化せず、各医療機関が採用している試薬や検査機器の単位で登録可能とすることを決めた。統一するには情報登録時に単位の変換が必要になり、医療現場の負担になるなどと判断した。

同日の会合で厚労省は、2025年2月から開始したモデル事業で確認された複数の課題について対応案を示した。モデル事業では臨床情報の登録について先行して検証中だが、ステム上の問題などで登録件数の10〜20%でエラーが発生している。

検査43項目、感染症5項目の単位については、当初統一する方針としていたが、「医療現場に負担になる」として変更する。「JLAC11で表現されている範囲で、各医療機関が採用している試薬や検査機器に沿った単位での登録を可能とする」とした。

検査結果は医療機関同士以外に、マイナポータルで患者自身が閲覧できる。患者の誤解が生じないよう、マイナポータルで情報提供する場合の単位の在り方については引き続き検討する。

検査については、JLAC11コードがない試薬があることも課題で、今後JLACセンターとコードの整備を調整する。

感染症の情報については、医療機関での患者への説明タイミングを踏まえた登録・運用方法が必要なことが課題。例えば手術前の感染症の確認は、他の検査と医療機関内での運用が異なる場合がある。今後、技術作業班で具体的に検討する。

同日はまた、「医療従事者向け利用指針(仮)」の作成も決めた。共有する情報の定義や考え方、情報登録時の電子カルテの操作などを記載する。2026年8月ごろの公表を予定する。

 

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