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日臨技、被災病院に検査技師派遣
DVT検診、15~16日にも実施

2026.08.07 06:10

日本臨床衛生検査技師会は、「令和8年熊本地震」で被害を受けた病院検査室への人的支援を開始した。併せて、避難所でのDVT(深部静脈血栓症)検診を8月の8~9日と15~16日に行うための準備にも入った。

現地リエゾンからの情報を基に、被害の大きい2病院の病院検査室の検査機能を維持するため臨床検査技師を派遣する。熊本赤十字病院や九州各県の臨床衛生検査技師会、日本臨床検査学教育協議会の協力を得て調整。すでに2人を派遣しており、順次派遣を進める。今後も被災検査室からの要請に応じて追加派遣を検討する。

また、8月8~9日に宇城市、八代市の指定避難所などで実施するDVT検診の準備も進めている。検診に必要な資材や機器は、宝来メディックや日本臨床検査薬卸連合会が調達しており、Dダイマー測定装置も確保できる見込み。検診は九州支部の各県技師会などの協力を得て、約20人体制(10人×2班)で実施する。同月15~16日にも同規模の体制で実施する方向で、どの避難所で行うかは、その時点の要請状況を踏まえて判断する。

DVT検診を行う際の運用は、能登半島地震の教訓を踏まえて策定したマニュアルに沿って展開する。また、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの感染症流行に備えた検査キット確保の調整も急ぐ。

 

県庁の日臨技リエゾン
県庁の日臨技リエゾン(日臨技提供)
調整本部での連絡ボード(※日臨技提供)
調整本部での連絡ボード(日臨技提供)
MTJ編集部

MTJ編集部

臨床検査業界の“いま”を的確に捉え、臨床検査技師一人ひとりを支える情報を発信していきます。検査制度や政策をはじめ、関係学会や職能団体のトピックス、装置試薬など技術革新の動向まで幅広く取材・編集。ニュース以外の連載、企画、動画もお届けしていきます。