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熊本総合、熊本労災への人的支援本格化
8月末までに延べ約120人体制

2026.08.11 06:10

日本臨床衛生検査技師会は、熊本地震で被災した病院検査室への人的支援を本格化させている。検査機能維持が困難となっている熊本総合病院、熊本労災病院に臨床検査技師を派遣。8月末までに両病院に30人弱を派遣し、延べ約120人の支援体制となる見込みだ。

日臨技は派遣リエゾンによる現地視察などを通じ、両病院の検査部門の支援ニーズを把握。両病院で使用している装置・機器や実務上の注意事項などを盛り込んだ「支援業務マニュアル」を熊本赤十字病院の協力を得てまとめ、派遣される検査技師がスムーズに業務に入れる体制を整えた。8月中の派遣スケジュールも固めており、現場のニーズに応じて、それぞれ3~4人が交代しながら支援に当たる予定だ。

 

派遣協力者登録からのメンバーも

派遣には、熊本赤十字をはじめ、日臨技・九州支部、九州各県の検査技師会、日本臨床検査学教育協議会が協力する。また、日臨技が今年度から稼働させている、大規模災害の発生を見据えた「派遣協力者登録」、いわゆる人材バンクからのメンバーも加わった。

日臨技は2025年、派遣時の保険を従来のボランティア保険から「国内旅行傷害保険」に変更。派遣期間中の地震などの天災や熱中症も補償対象とし、派遣検査技師への補償を拡充している。

県庁調整本部での日臨技リエゾン(日臨技提供)
県庁調整本部での日臨技リエゾン(日臨技提供)

 

MTJ編集部

MTJ編集部

臨床検査業界の“いま”を的確に捉え、臨床検査技師一人ひとりを支える情報を発信していきます。検査制度や政策をはじめ、関係学会や職能団体のトピックス、装置試薬など技術革新の動向まで幅広く取材・編集。ニュース以外の連載、企画、動画もお届けしていきます。